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複合酸化物系顔料

 複合酸化物系顔料は、2種類以上の金属酸化物を混合し、800℃以上で焼成する事によって合成されています。従って、この複合酸化物の結晶構造は大きな結合エネルギーを有し、非常に安定です。

 それゆえ色材に要求される耐熱性・耐候性・耐薬品性に優れており、1000℃以上の高温域で使用されるセラミックスや、屋外での色調維持が求められるプラスチックや塗料にその機能を発揮します。

 

セラミックス用 

 1000種類以上の商品の製造管理を行い供給しております。

 市場のいかなるニーズにも応えるべく、様々な試験製造設備を整え、オールド、ファインセラミックス問わず開発に取り組んでおります。

樹脂塗料用

 着色力・分散性を向上させた上で複合酸化物の特性である耐候性・耐熱性を活かし、紫外線や熱による褪色を抑える事で長期的に変化の無い色調が得られます。

 一部の顔料は食品包装容器などに安心してご使用頂ける様にポリオレフィン等衛生協議会ポジティブリスト(POPL)に登録されています。

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機能性材料

近赤外線反射顔料(遮熱顔料)

 太陽光のエネルギーの50%を占める近赤外線(780~2500nm)を効率よく反射する特性があり、塗料化して被覆したり、プラスチックに練り込む事で対象物の昇温を抑制する効果が得られます。

低磁性顔料

一般的な複合酸化物系顔料は少なからず磁性を有しますが、弊社の低磁性顔料はこの磁性を極力抑制させる事で、磁性が悪影響を与える用途に使用が可能です。

(詳細につきましては、お問い合わせ下さい)

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